2014年

事実伝える重要性訴え
東海岸に住む日系アメリカ人の証言
写真展3月7日まで
第二次世界大戦中、アメリカの対日政策の犠牲となった日系アメリカ人の歴史を伝える写真展「If they came for me today…. EAST COAST STORIES」(コミュニティー・ワークス・NYC、NY日系人会 共催)を日系人会ホールで3月7日(金)まで開催しています。

1942年、アメリカ政府は対日政策で、およそ12万人を強制収容所に収容。同展では、トミエ・アライ、ナツ・アイフィル、アケミ・コチヤマ、スキ・テラダ・ポーツ、タダシ・ツフラ、マサコ・カホ・ヤマモト、テディー・エミコ・ヨシカミ氏ら収容所体験者、家族の体験者、収容所体験がないニューヨーク生まれのニューヨーカー等7人の日系アメリカ人に焦点をあて、証言と共に紹介。同展は過去2年に渡り全米各地でも開催され、事実を再認識する重要性や平等な社会の実現などを訴えてきました。

2月5日に開催されたオープニング・レセプションでは、草賀純男大使、スーザン大沼会長、ゲーリー森脇名誉会長らが出席。挨拶の中で事実を伝えることの重要性を強調しました。またNY市マンハッタン地区長ゲール・ブリュワー氏もレセプションに駆け付け、「これからも日系社会と更なる信頼関係を築き、人種問題などに対し、人々の意識向上を目指したい」と語りました。


恒例!「新年シニア会」

1月23日、今回で23回を数える新年恒例の「新年シニア会」が日本クラブ主催、NY日本商工会議所後援で開催され、JAAのスーザン大沼会長、JASSIの青木博理事長を始め80人のシニアが参加しました。そして、外出できない30人の方にランチ・デリバリーを行ないました。

佐藤元弘日本クラブ事務局長の午年に因んだ温かい歓迎の挨拶のあと、日本クラブ心尽くしのお節料理に舌鼓を打ちました。日本クラブ婦人部コーラスの美しいハーモニーとジャズピアニスト三上クニさんとジャスシンガー西條アキさんのコンサートを楽しみました。
最後に、大沼会長から佐藤事務局長に、お礼の言葉と欄の花篭が贈られました。

2013年
高齢者問題協議会
第7回シニア・ウイーク@日系人会
充実企画に2000人参加!定員オーバーの人気セミナーも


第7回シニア・ウイークを9月13日から29日まで、JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)共催、在ニューヨーク総領事館後援で開催しました。
日本の敬老の日に因んで、先輩に感謝の意を表すと同時に、安心した老後を過ごすための日米の高齢者社会福祉情報をはじめ、認知症サポーター養成、妊婦さんの座談会、親子遊びの会、子供の食育について、子供の音楽療法体験などすべての年齢層が参加できるの企画を行ないました。
総領事館、JAMSNETそしてニューヨーク在住の専門家のご協力を得て、60以上の企画に約2000人の参加者がありました。企画内容も充実し、コミュニティのシニア・ウイークに対する関心も増してきました。
今回、初めて行なわれた「子どもの二重国籍」「国籍と将来の帰国」のセミナーには多くの方々の関心が寄せられ、予約定員オーバーとなり、急遽、開催日を増設。11月7日にも同様のセミナーを行いました。

青柳芳克領事部長の
子供の二重国籍について

加納麻紀先生&関久美子看護師と
妊婦さん座談会

大島襄会計士の日米社会保障と
国境を越える贈与と相続

ヘレン・イリエ弁護士と滝川玲子弁護士の エステート&メディケードプラニング

JASSI 片山瑞恵さんの元気な内にメディケア、メディケイドでの在宅ケアーの計画をたてましょう!

スーザン大沼弁護士の
重要書類の管理の仕方

秋山祥子さんの足裏マッサージ

本間俊一先生の心臓血管の健康

真田真知子、鈴木律子
裏千家専任講師の茶道

ジョンソン敬子さんのチェアヨガ

書道

認知症サポーター講座

岡田圭、ホスピスチャプリンの
生きてきた物語を大切に

市川俊治さんの日本の年金相談

HEIANの日本の税理士に聞く&
ロコモ転倒予防

ロジャー田村波津枝
草月流師範の生け花
   

大敬老会、盛大に
心こもった料理に舌鼓


9月19日の大敬老会は、在ニューヨーク日本国総領事館草賀純男大使と郁子夫人、ゲーリー森脇会長を迎えて開催しました。101歳の伊藤春男さんも元気にご参加され、皆さんと一緒にボランティアの心のこもったお料理に舌鼓を打ち、JAAコーラスを指導している上島幸恵先生のオペラと、JAAコーラスの美しい歌声、K. Iwaki Band のカラオケを楽しみました。
尚、上島幸恵先生は第57回東京国際芸術協会新人オーデションで、優秀新人賞を受賞しました。おめでとうございます。

(後列左から)大島聖子JAA社会福祉部長、草加純男大使ご夫妻、森脇会長、原野純子、ロバート岡島、
ラブ井上幸子(前列左から)藤田芳江、伊藤春男、内山綾子、ヴァルブエナ喜久江、岡島清子

高齢者問題協議会
サクラヘルスフェア
約1600人参加


JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)は、在NY日本国総領事館の後援を得て4月13日から28日まで、外国で健康で安心した生活を過ごす為に全ての年齢層を対象にした「第5回サクラ・ヘルス・フェア」を、JAAホールを中心に開催しました。

今回は「桜と日本文化:みんなで楽しく学びましょう!」をテーマに、52のプログラムが組まれ、約1600人の参加がありました。

認知症サポーター講座、チェアヨガ、裏千家茶道、ライオンズクラブ春の教養、健康、美容講座、草月流生け花、林美香先生の足の健康講座、蔦井まゆみさんの上質な姿勢での歩き方、チンドン・バンド、岩原誠先生の消化器の健康について、加納先生と乳幼児の蘇生法など、テーマや年齢層なども多岐に渡り、大勢の皆様が楽しんで参加されました。

裏千家茶道クラス

認知症サポーター講座

太極拳クラス

ライオンズ企画春のメイクオーバー

親子遊びの会

目の病気について

日本の歴史を考える

草月流生け花

腰痛、肩こりすっきり歩き方講座

敬老会 中垣先生の講話

乳幼児の蘇生法

足の健康について
2012年
高齢者問題協議会
第6回 シニア・ウィーク@日系人会
充実企画に1600人参加!

大敬老会 おめでとうございます!廣木大使ご夫妻と88歳以上の皆様
(後列左から)大使、春日ジョー、内山綾子、ミチ・コビ、大使夫人
(前列左から)佐藤登、藤田芳江、伊藤治男、ヴァルブエナ喜久江、岡島清子(敬称略)

 第6回シニア・ウイークを9月13日から23日まで、JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)共催、在ニューヨーク総領事館後援で開催しました。日本の敬老の日に因んで、先輩に感謝の意を表すと同時に、安心した老後を過ごすための日米の高齢者社会福祉、在宅介護の情報や相談、妊婦さんの座談会、乳幼児の蘇生法、子供の音楽療法体験など。すべての年齢層が参加できる企画を行ないました。総領事館、JAMSNETそしてニューヨーク在住の専門家やウエストヴァージニア大学の岩崎美智子先生のご協力を得て、60以上の企画に1500人を越す参加者がありました。企画内容も充実し、コミュニティのシニア・ウイークに対する関心も増してきました。

大敬老会

 9月13日の大敬老会は、在ニューヨーク日本国総領事館廣木重之大使ご夫妻と竹田勝男JAA副会長をお迎えして、大島聖子JAA社会福祉部部長の司会で、120人が参加して行なわれました。30個のランチを、外出できない方々にデリバリーしました。
 ボランティアの心のこもったお祝いのお弁当に、参加者は舌鼓を打ちました。
 最高齢者の伊藤治男さん(100歳)も元気にご参加され、88歳(米寿)以上の方8人と一緒に、廣木麻美子大使夫人からお祝いのお花を受け取りました。

 午前中は、ヘレン・イリエ弁護士と滝川玲子弁護士の遺言についての個別相談と「遺産相続計画とメディケイド・プラニングの基礎知識」についての説明会を行ないました。高額なナーシングホームなどの費用をどのようにするかなどのアドバイスがありました。参考までに、NY近郊のナーシングホームは一日400ドルです。
 食後は三上クニさんのジャズピアノ演奏や歌、K. Iwaki Bandのコンサート、そして、吉田礼三さんのアニメーションで「ジョン万次郎物語」を楽しみました。


市川俊治さんの
日本の年金について

スーザン大沼弁護士の
重要書類の管理方法

安東健太郎領事の
日本国籍と社会保障制度

JASSI 片山瑞恵さんのメディケア、
メディケイドの在宅ケアー

大島襄会計士の日米租税条約と
日米社会保障協定

本間俊一先生の
心臓発作の原因と予防

ライオンズクラブ企画
フラダンス

ライオンズクラブ企画
沖縄三線と島歌

キムバリー・キムさんの
在宅ケアーサービスの説明

シゲ小須田さんの
ヘアーカット

角谷智子漢方医の
東洋医学で健康に

ニッキー香月栄養士の
カルシュームワールド

高齢者問題協議会
第4回サクラ・ヘルス・フェア開催
約1600が参加!


日系人会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)は在NY日本国総領事館の後援を得て4月13日から25日まで、健康で安心した生活を過ごす為に全ての年齢層を対象にした「第4回サクラ・ヘルス・フェア」を、JAAホールを中心に開催しました。 今回は「桜と日本文化」をテーマに、50のプログラムが組まれ、約1600人の参加がありました。
今回のテーマである「桜と日本文化」では、ライオンズクラブの企画、高峰譲吉博士の伝記「アメリカに桜を咲かせた男」上映会や「桜と日本人」の歴史講演会、そして、紅白幕の中での、さくら弁当とさくらシュークリーム付きの「お花見デモンストレーション」、草月流「桜を生ける」、書道クラス「春を書きましょう」、栗先和風さんの講演と展示「さくら祭りと古代裂お雛様」、「第8回JAA桜祭り」。
会員の渡辺英男ウィリアム・パターソン大学教員の講演「ヘボン式ローマ字以上のヘボンさん」、浅沼秀二さんの「発酵食品について」、メンタル・ヘルス・ネットワ0クの「NYから心のケア・震災支援活動の今後」、NYすくすく会の「意識的な子育てのための講習会」、高齢者協議会主催松木隆志先生の「日本の在宅医療について」「遠距離看護者座談会」、宮本憲明弁護士の「NY州の協議離婚の講演と相談」、畑山貴代歯科医の「高額歯科医療費への対処法」、NY総領事館安東健太郎領事の「日本の国籍と社会保障制度について」やジェームス・ノーラン弁護士やJASSIの相談室等がありました。
健康維持の歩き方、チェア・ヨガ、コーラス、お茶と折り紙などにも多くの方が参加して、楽しみました。

茶道体験

松木隆志先生の
「日本の在宅医療について」

書道教室「春を書く」

栗崎和風さんの
「古代裂お雛様」

宮本憲明弁護士の
「NY州における離婚講演」

渡辺英男さんの
「ヘボン博士について」の講演

加納麻紀先生と乳幼児の蘇生術

岡田圭ホスピスチャップレンの
「いのちの絆を育む」

ジョンソン敬子先生の
「チェアヨガ」

畑山貴代歯科医の
「高額歯科医療費について」

安東健太郎領事の
「国籍と社会保障について」

田村波津枝師範の
「桜を生ける」

遠距離介護パネラー
「近藤、杉村、小泉」

菱川ユミ指導員の
「全身エクササイズ」

金澤瑞穂先生の
「意識的な子育て」

ライオンズ主催「お花見」
 
2011年
伊藤さん、100歳おめでとう!
廣木大使から記念品贈呈



(左から)廣木大使、伊藤さん、森脇会長、伊藤リキさん
 2011年12月15日(木)、今年最後の敬老会で、廣木重之大使から来年100歳になる伊藤治男さんに、祝状と記念品が贈呈されました。
 式典にはゲーリー森脇会長や、伊藤さんの娘、伊藤リキさんも駆け付け、長寿を祝福。
 伊藤治男さんには廣木重之大使から、野田佳彦内閣総理大臣からの祝状および記念品の銀杯が贈呈されたほか、鳩山邦夫元総務大臣や東京都台東区議会議員からなど、多数の祝電が寄せられていました。
 花束や記念品を受け取った伊藤さんに、場内から大きな拍手が起こると、伊藤さんはとても嬉しそうに笑顔で答えていました。
 本当におめでとうございました。

松本一生医師を迎えて
「認知症とは:早期発見と認知症サポーターの役割」
支えあうことの大切さ説く


 10月15日(土曜)午後1時からJAAホールにて、松本一生医師を迎えて講演会を開催しました。
 松本医師は大阪に」松本診療所ものわすれクリニック」を開業、毎日、認知症の患者と向きあっています。先生の経験と、先生を受診した患者さんの統計からのお話は、80人の参加者を話の中へ引き込んでいきました。
 認知症の早期発見では、「物がない」と探す『健忘と病的物忘れ』、同じことを何度でも言う『無意識の確認』、食べたことを覚えていない『エピソード記憶』、慣れている場所で道にまよう『見当意識の低下』などを周りの人が気づき、家族が診療所に連れてくるケースが多いそうです。
 認知症患者の多くは「これまでの自分とは違う、何かが変だ、私はどうなっていくのだろう」などの不安が喜怒哀楽の感情として現れるとのことです。
 2004年頃まで、自殺や自殺未遂が多かったのですが、2004年以降に厚生労働省が「キャラバンメイト」システムの推進、認知症サポーター100万人キャンペーンを開始。正しい理解と、サポーターの輪を広げたことで、自殺や自殺未遂が極端に減少していることを統計で説明しました。
 また、サポートがあるかないかで、認知症患者の改善が見られたかなどを具体的に話され、認知症患者と家族のサポートは不可欠であることを強調しました。
 社会の高齢化、社会の無縁化と同時に、子供が外国に住んでいる場合の遠距離介護、高齢夫婦の老老介護が増えている今、公的制度だけに頼るのではなく、介護の情報を全世代で共有し、「お互い様」という地域連帯と、世代や違いを超えての寛容さで支えあう必要があると話しました。
 ニューヨークにおいても昨年、キャラバンメイト(認知症サポーター養成の指導者)が誕生し、今後はサポーターネットワークを広げていく必要があります。

高齢者問題協議会
第5回シニア・ウィーク
内容充実で、参加者多数!


第5回シニア・ウイークを9月15日から25日まで、JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)共催、在ニューヨーク総領事館後援で開催しました。
 日本の敬老の日に因んで、先輩に感謝の意を表すと同時に、安心した老後を過ごすための日米の高齢者社会福祉問題の情報提供、相談などを中心に行ないました。
 総領事館、JAMSNET、そしてニューヨーク在住の専門家、日本からは、お茶の水大学大学院榊原洋一教授、ウエストヴァージニア大学の岩崎美智子先生のご協力を得て、約50の企画に1400人を越す日本人、日系人の参加者がありました。
 企画内容も充実し、コミュニティのシニア・ウイークに対する関心も増してきました。

岩原誠先生
「医療相談」

岩崎美智子先生
「国際結婚について」

安東健太郎領事
「日本で老後の諸制度」

中曜子さん
「ソーシャルワーカー」講演

大坪フサ子先生
「書道体験」

ジーン古山歯科医と
坂神けい子歯科衛生士
「歯の講演」

桐畑美香さん
「国境なき医師団による
被災地体験談」

大島襄会計士
「贈与税と相続税2011」

蔦井まゆみさん
「若返る歩き方」

市川俊治さん
「日本の年金相談」

田原ミチさん
「ヘアカットサービス」

吉村美智子先生
「ミュージキング」

大敬老会

イリエ先生と滝川先生講演
大敬老会

 9月15日の大敬老会は、在ニューヨーク日本国総領事館廣木重之大使ご夫妻とスーザン大沼JAA名誉会長をお迎えし、大島聖子JAA社会福祉部部長の司会で、120人が参加して行なわれました。また30個のランチ・デリバリーをしました。
 3日前から15人のボランティアが作ったお祝いのお弁当に、参加者は舌鼓を打ちました。
 最高齢者、99歳伊藤治男さんを始め、88歳(米寿)以上の藤田芳江さん、岡島清子さん、ヴァルブエナ喜久江さん、ジョー春日さんと、8月・9月が誕生日の方8人に、廣木麻美子大使夫人からお祝いのお花が贈られました。
 午後1時からは、ヘレン・イリエ弁護士と滝川玲子弁護士が「メディケア、メディケイドの基礎知識」についての説明会を行ないました。まだ65歳に届かない方も参加し、熱心に聴いていました。
 講演後、K. Iwaki Bandの演奏とカラオケや女優山門久美子さんの紙芝居を楽しみました。

高齢者問題協議会
「第3回SAKURA HEALTH FAIR」開催
約1000人が参加


チョンダヨン・フィギュアロビクス

ギターと絵本でお話

スズキファームの健康弁当

クッキング

家族で折り紙

手遊びの会

国籍について勉強しましょう、
安東健太郎領事

心のケア、
花川ゆうこサイコロジスト

心のケア、松木所長

 日系人会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)は、在NY日本国総領事館の後援を得て4月15日から24日まで、健康で安心した生活を過ごす為に全ての年齢層を対象にした「第3回サクラ・ヘルス・フェア」を、JAAホールを中心に開催しました。
 今回は「食と健康」「災害時の心のケア」をテーマに、40のプログラムが組まれ、約1000人の参加がありました。

 今回のテーマである『食と健康』では、ライオンズクラブ企画の「鈴木ファームの野菜で健康弁当を一緒に食べましょう!」、ニッキー香月栄養士の「アメリカで手に入る食材を使ってのクスクスとひじきの蒸しピラフとホールグレインキャロットケーキ」、浅沼秀二さんの「アメリカでの健康的な食生活 気がついたら『なっとう』」、そしてテーマ『災害時の心のケア』においては、日米カウンセリングセンターの松木所長が「大災害時の心のケア」について話され、「災害後の不安や心の痛みは人により違いますが、人に話したりすることで軽減できるので、人とのつながりを大切にしましょう」と話されました。

 また、NY日本人教育相談室の森真佐子クリニカルサイコロジストと、バーンズ静子スクールサイコロジストが「災害時の子供の心のケアと健康」についてお話しました。
 NY総領事館安東健太郎領事の「国籍について勉強しましょう!」や、JASSIの「NY州の公的保険:メディケイド、ファミリープランなど」の講演がありました。

 その他にも、健康維持の歩き方、チェア・ヨガ、チョンダヨン・フィギュアロビクス、気功、漢方や生け花、書道、コーラス、折り紙にも多くの方が参加して楽しみました。

一日も早い復興を願って
多くの支援活動を開始
「NY for Japan」クランド・セントラル駅での募金活動

ベネフィット・コンサート「ユニティ&ホープ」

宮城県人会の佐々木健二郎会長(中央)と阿部良さん
 今年の3月11日午後2時46分に東北・関東地方を襲ったM9の未曾有の大地震、津波、原発事故で多大な被害を蒙った皆様に、心からの追悼とお見舞いを申し上げます。会員の中にも親戚の方が被害に遭われたとの情報もあります。一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 JAAでは、ゲーリー森脇会長と野田美知代事務局長が、3月11日の地震に東京で遭遇しましたが、NYでは、スーザン大沼名誉会長の指揮にて「JAA日本大震災救援基金」を設立、小切手やウェブでの募金活動を開始しました。詳細はwww.jaany.org をご覧ください。
 募金活動を開始直後から、会員の皆様を始め、ハワイ、フロリダ、ノースカロライナなど、米国内の多くの皆様からお見舞いのお言葉と寄付が届きはじめました。
 3月31日のJAAホールでのベネフィット・コンサート「ユニティ&ホープ」には150名以上の方が集まり、7500ドル以上の寄付が集まりました。当日は大根田勝美JAA副会長からの10万ドルの小切手が森脇日系人会会長に手渡されました。
 コンサートはJAAコーラス(伊藤玲於奈指揮)の「涙をこえて」から始まり、森脇会長、篠原守NY総領事館首席領事の挨拶、松林芳秀NY仏教会住職による全員での黙祷が続き、木川貴幸(ピアノ)、紅野俊彦(チェロ)、多治比純子(バイオリン)、マキシン・アニクシン(ピアノ)、内田明日香(ソプラノ)、アリソン・フェイス(歌手)、矢野明日香(バイオリン)、三上クニ(ピアノ、司会)の演奏を楽しみました。Mr. John Liu, Comptroller of NYC が Mr. Scott Stringer, Manhattan Borough President 主催のNew Yorkers for Japan に参加前に立ち寄り挨拶されました。

 市のNew Yorkers for Japan、 NY近郊の各地域の小学校や高校、コミュニティーで、バッジやケーキ、Tシャツなどのセール、コンサート、マラソン、フリーマーケット、美術展、レストラン協会のDine Out などで募金活動が行われ、JAAに寄付が届けられています。
 現在までに、約38万ドルの募金が集まり、JAAでは4月7日に最初の10万ドルを福島救援基金に送りました。そして、4月26日には宮城県人会の佐々木健二郎会長と阿部良さんがJAAを訪問して、宮城県人会からの募金6万4818ドルを森脇会長に手渡しました。JAAでは宮城県庁の生活者支援用口座に早速お送りしました。

 今後も、皆様の被災者へのお気持ちを十分生かして、JAA東日本大震災救援基金委員会が寄付の送り先を決めていきます。

 募金活動にご協力くださいました皆様に心から御礼申し上げます。
2010年
2010年11月17日
高齢者問題協議会の定例会議
支援の輪を広げる努力を


 11月17日今年最後の高齢者問題協議会の定例会議を行いました。9月に開催した第4回シニア・ウイークの反省と今後、キャラバン・メイトの認知症サポーター養成講座について話し合いました。
 シニア・ウイークでは、日本の社会福祉制度、米国での税制、在宅ケアー、遺言への参加者が増えていることや、座談会形式での経験談を話す参加型の企画が好評でした。
 そして、認知症サポーターの輪を広げるためにキャラバン・メイトとアメリカン・アルツハイマー病協会とが協力し、サポーター勉強会や家族支援の輪を広げていくことにしました。
 さらに、コミュニティのニーズを把握することが大切であるとの意見も出ました。
 JAA事務局では皆様からのご質問やニーズを受け付けています。

第4回シニアウィーク@日系人会
1750人以上が参加
企画・内容、さらに充実
約70の多岐に渡るプログラム


榊原先生、西宮大使夫人と参加者の皆様。「乳幼児の脳と心の発達」講演会にて

「折り紙で認知症予防と緩和」講座

西宮伸一大使ご夫妻とJAAシニアのみなさん

医師会医療相談 岩原誠先生

医師会医療相談 本間俊一先生(中央)

大島襄会計士(右)、
長谷川久美子会計士

書道

ケンセイ先生と英語発音

遺言などの説明会

手芸クラブのみなさん

BCネットワークの皆さん

田原ミチさんのヘアーカット

吉田先生(左)と清水先生が交代

 第4回シニア・ウイークを9月10日から26日まで、JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)共催、在ニューヨーク総領事館後援で開催しました。
 日本の敬老の日に因んで、先輩に感謝の意を表すと同時に、子供からシニアまでニューヨークにお住まいの方が安心して過ごせるための多種多様な企画を立てました。
 日米でご活躍している専門家の皆様のご協力を得て、約70の多岐にわたるプログラムを行い、1750人を越す日本人、日系人の参加者がありました。企画内容も一層充実し、コミュニティーのシニア・ウイークに対する関心も増してきました。

 9月15日の大敬老会には、西宮伸一大使ご夫妻が表敬訪問されました。JAAの社会福祉部ボランティア(大島聖子委員長)が心をこめて作ったお祝いの松花弁当に120人のシニアは舌鼓を打ちました。西宮大使、ゲリー森脇JAA会長の挨拶の後、大使ご夫妻はシニアとご一緒にお食事をされ、参加者全員のテーブルを周り、お声をかけられました。98歳の伊藤治男さんら90歳以上のシニアに西宮幸子夫人からお祝いの花束が手渡されました。

 食後は、今年も日本から松本一生先生(認知症・精神医学専門医・松本診療所ものわすれクリニック院長)をお迎えしての「歳を重ねても健やかにー不安、うつ、認知症との付き合い方」の講演があり、参加者は先生のウイットに富んだ話し方に引き込まれていました。
 また、桑間雄一郎先生(東京海上記念診療所)と森雅紀先生の「生を支える終末期ケア」のお話しの後は、K. IWAKI Bandと懐かしい歌、喝采やオールド・ブラックジョー等のカラオケや小林利子さんの指導で折り紙を楽しみました。病気で出席できない方30人にはランチデリバリーをしました。

 期間中、ヘレン・入江、滝川玲子両弁護士の「今日からはじめて、将来にそなえましょう! 遺言と検認手続きなど」、NY総領事館企画の講演「老後を日本で過ごされる方への日本の諸制度についてー日本の入国、住民登録、国籍、医療、介護保険制度、年金」や、大島襄、長谷川久美子両会計士の講演「永住権保持者の出国税とオバマ政権下での医療保険」、日本からの榊原洋一先生と小野善郎先生の講演「子どもの脳の発達や発達障害をめぐる日米の違い」、米国日本人医師会のグループ別医療相談会や、岩崎美智子先生の「日本人・日系人高齢者の介護について」、年金、移民、在宅ケア、認知症サポート講座、お墓の話、食についての講演の間に、足や頭のマッサージ、ヨガや歩き方、お花やお習字、太極拳、コーラスの体験クラス等がありました。

 そして、9月30日午後6時から、「シニア・ウイークの慰労会、吉田常孝医務官の送別会と新医務官の清水哲也先生の歓迎会」をJAAホールにて、80人が参加して行なわれました。吉田先生はこの2年間、前任の仲本光一医務官を引き継ぎ、高齢者問題協議会やJAMSNETのメンバーとして、サクラ・ヘルス・フェアやシニア・ウイークの企画運営を担当し、また、精神科の医師として、認知症の講演会などをしてコミュニティーに貢献されました。JAAから感謝状、ティファニーのクリスタル・アップル、ヤンキーのTシャツをお贈りしました。10月13日に吉田先生はアルジェリアに赴任しました。新任の清水医務官はコンゴ共和国からNYに赴任しました。


2010年8月14日
厚生労働省(日本):認知症を知り地域をつくるキャンペーン
認知症サポーター 100万人キャラバン

海外で初めての、キャラバン・メイト養成研修会開催



オレンジリングをつけた
ニューヨークキャラバン・メイトの皆さん
8月14日(土曜日)朝9時半から午後5時まで、JAAホールにて、ニューヨークで初めての「キャラバン・メイト養成研修会」が開催され、大学教授から家庭の主婦まで、多種多様な職業を持つ56人が参加しました。ニューヨークにおいても、日本人の高齢化が進み、認知症を正しく理解して、地域でサポートして行きましょうとの気運の高まる中、NY総領事館の吉田常孝医務官から「キャラバン・メイト」を紹介され、開催の運びとなりました。JAA邦人・日系人高齢者問題協議会(通称高齢者問題協議会)と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)の共催、在ニューヨーク日本国総領事館後援で開催しました。「キャラバン・メイト養成研修会」を受講した人は、日本の厚生労働省がすすめている「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の「認知症サポーター」を養成する「認知症サポーター講座」の講師役となる「キャラバン・メイト」として、今後活動されます。6時間の受講者には修了証が渡されます。当日は、研修終了後、キャラバン・メイトの印オレンジリング(オレンジ色のブレスレット)を渡されました。当研修会で、「キャラバン・メイト」になった方は、2010年9月10日から開催される「第4回シニア・ウィーク」において、9月13日の「認知症サポート講座」の講師になって頂き、ニューヨークにおける「認知症サポーター」を養成して頂きます。

8月14日の研修会では、午前中は、最初に全国キャラバン・メイト事務局の土屋純子さんが、キャラバン・メイトの役割、日本での老人会、銀行、警察、消防署、スーパーマーケット、学校等での活動ビデオを紹介しました。次に、吉田常孝総領事館医務官(精神神経科)の認知症の病理、症状などの説明がありました。午後は、永島徹社会福祉士(栃木県の自宅を認知症のデイケアーホーム経営)を講師に迎え、認知症者のよくある事例を寸劇で説明して、対処方法などを話し合いました。将来のサポーター養成講座を受ける対象者を設定して、企画運営書を作成してみました。敬老会や補習校での養成講座案が挙がり、ニューヨークでの認知症の正しい理解と支援の輪を広げていこうとニューキャラバン・メイトは誓いました。
ニューヨークでの地域包括支援センター、地域の資源やネットワークの作成が今後の課題です。

2010年7月7日
一誠福祉会理事長
滝川一興医師を迎えて
「日本の高齢者施設の現状とその介護保険のあらまし」


7月7日「日本の高齢者施設の現状とその介護保険のあらまし」と題して、日本の高齢者福祉施設「ベルヴューハイツ」の滝川一興理事長が、約80人の参加者に日本の高齢者施設と介護保険についてお話ししました。この企画は故吉澤信政氏のご尽力で実現しました。


2010年4月17日〜30日
「サクラ・ヘルスフェア」
賑わう
40のプログラム組まれる
高齢者問題協議会


 日系人会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET) は在NY日本国総領事館の後援を得て4月17日から30日まで健康で安心した生活を過ごす為に全ての年齢層を対象にした「第2回サクラ・ヘルス・フェア」をJAAホールや領事館で開催しました。
 今回は「日本文化の紹介」「NYでの健康や医療情報の提供」「多種な企画を通じてのコミュニティーの融和」「各種サービスの紹介」を趣旨に昨年より拡大し、40のプログラムが組まれ、1500人以上の参加がありました。
 「サクラ・ヘルス・フェア」において、在NY日本国総領事館安東健太郎領事の「アメリカ国籍を修得したらー日本国籍の喪失と日本への帰国ビザ」の講演がありました。
JAAへの相談でも多いので、次回のシニアウイークでも米国の相続税、出国税と合わせて、講演をお願いしたいと思っています。
Q1:自分の意思でアメリカ国籍を修得したら日本国籍はなくなるのでしょうか?
 参考にA1:日本の国籍制度は国籍唯一の原則―自己の意思でアメリカ国籍(市民権)を修得した場合、領事館に国籍喪失届けを届けなくても、日本国籍は喪失しています。
Q2:老後を日本で暮らしたいのですが?
Q3:元日本人で再び日本国籍をとりたいのですが?などにお答えしてくださいます。
2009年
2009年11月17日
高齢者施設を見学
山口さんの引率で


 11月17日には、郊外の高齢者施設「Drum Hill Senior Living Community」をアイリーン山口さんの引率で15人が訪問しました。アップステイトのハドソン川沿いの緑に囲まれた郊外型の施設でした。近隣の住民の入居が多く、部屋代などは収入によるスライド式であるとの事。資料は事務局にありますので、ご覧下さい。

2009年9月12日〜27日
第3回シニアウィーク
@日系人会
1700人で賑わう


  第3回シニア・ウイークが9月12日から27日まで、JAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)共催、在ニューヨーク総領事館後援で開催致しました。今年は、ヘルスケア分野を中心とした各方面の専門家の協力もあって、70以上の多岐にわたる講義やワークショップ、個人相談を無料で行い、延べ人数で1700人を超す日本人、日系人の参加者がありました。
 年々、コミュニティーの高齢化問題や医療に対する関心が増している表れではないでしょうか。また、年金、遺言、日米の国籍などにも根強い人気がありました。アンケート結果も大変好評でした。因みに昨年は50企画に1048人が参加しました。

メディケアなどに高い関心
日本から認知症専門医師も


 シニアウィーク最中の9月15日、敬老の日を祝してのJAA敬老会には、総領事館の西宮伸一大使夫妻をはじめ、140人以上の参加者がありました。ゲーリー森脇会長、西宮大使のご挨拶の後、二日前からボランティアが、健康と幸せを祈って作ったお祝いの膳を楽しみました。
 97歳の伊藤春夫さんに西宮幸子夫人がお祝いのバラの花を挿して下さいました。食後は、福井恵利子さんのフルートとK・イワキバンドのハワイアンウエディングの音楽を楽しみました。

 木村啓子先生の「Supplements for Elderly」のお話しでは、日常生活で使用しているサプリメントには、処方された薬や、病気にとって相応しくないものもあるので、注意するようにと話されました。

 今回は、日本から大阪人間科学大学・松本一生教授(認知症・精神医学専門医・松本診療所ものわすれクリニック院長)をお迎えして「認知症高齢者の心理と対応」、「日本の高齢者介護の現状」についてスライドを使用して講演されました。

 この秋から流行する兆しのある「新型インフルエンザへの予防と治療」を東京海上記念診療所の桑間雄一郎院長と加納麻紀小児科医、吉田常隆医務官が子どもや一般を対象に行ない、毒性は季節性インフルエンザより低いくらいなので、冷静に対応しましょうと話されました。

 ニューヨーク市のエイジング課から「2010年度Medicare(高齢者健康保険)について」と「アルツハイマー病患者へのコミュニティの支援ネットワークについて」の講演があり、日本語での説明パンフレットの必要性が上がりました。

 前田崇徳領事、松尾恵子領事、大島襄会計士と日本からの近藤伸一税理士・行政書士、市川俊治氏による年金、日米の国籍、遺言、相続税、出国税に関しての講演と個別相談、スーザン大沼弁護士はよく使う法律用語の説明と重要性を話された。ヘレン・イリエ弁護士と滝川鈴子弁護士は実際に参加者各自のHealth Care Proxy(医療委任状)とHIPPA Release (個人情報開示書類)の作成の手助けをしました。

 ドキュメンタリー映画「風船爆弾」、「予言」や戦争体験者の話を通して平和の大切さを感じていました。講演の合間の草履つくり、折り紙、紙芝居、アロマ、足マッサージ、歩き方、自己カラー診断、太極拳、書道、生け花などは皆さんに息抜きと楽しさを与えていました。

 次回のシニア・ウイークへのご希望がありましたら、事務局へお申し出下さい。より良い企画を立てたいと思っております。
 なお、9月16日にシニア・ウイークの一環としてイザベラ高齢者施設を見学したその数日後に、鳩山幸夫人がイザベラを訪問し、JAA会員のハウエイ智子さんのアパートを見学しました。

■第3回シニア・ウイーク実行委員(敬称略)
委員長:本間俊一、スーザン大沼
委員:吉田常隆、野田美知代、磯角有紀、堀内愛、近藤三奈、秋山祥子、藤井理恵、藤本邦彦、 松本直子、松尾恵子、坂神けいこ、宇多田侑子
◇期間中$950.00と伊藤園からジャスミン、ウーロンティー各6箱が寄付されました。皆様には心から御礼申し上げます。

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2009年4月16日〜28日
サクラ・ヘルス・フェア


 4月16日から28日まで高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)と共催で開催したサクラ・ヘルス・フェアには、27の企画に665人、サクラ祭りの参加者を合わせると約1,265人の参加がありました。特徴として、現在の経済不況から「うつの話し」や、「ニューヨーカーの健康保険ガイド」の講演への参加、日米での移民法や米国での新税法の出国税で、永住権保持者の米国市民権取得者が増えている現状から「日本国籍の喪失と日本への帰国ビザ」への参加、そして、ニューヨークで子育てをしているニューファミニーが多い実情から子供のための企画「リトミック体験」、「子供の脳と心の成長、親と子の関わり」、「海外子育てパネル講演会」に参加者が多かったです。
写真で見るサクラ・ヘルス・フェア

ジーン古山先生の「歯の健康について」

クリエイティヴ・アートセラピー

JASSIによる「ニューヨーカーの
健康保険ガイド」説明会

すくすく会と吉田常孝先生の
「子供の脳と心の成長」

松尾恵子領事の「米国籍を取得したらー
日本国籍の喪失と日本への帰国ビザ」

JAA社会福祉部主催敬老会―お誕生会
今回ご協力下さいました方々は下記の通りです。(敬称略) 
総領事館:前田崇徳領事、松尾恵子領事、吉田常孝医務官
ニューヨーク日系人会社会福祉部、高齢者問題協議会
米国日本人医師会:本間俊一先生、ジーン古山先生(歯科医)
東京海上記念診療所 
JASSI 212-442-1541、NY市老齢局&精神衛生局
メンタルヘルスネットワーク、関西医科大学精神神経科加藤正樹先生
防犯ネットNY代表 樋口晴久
NY Asian Women's Center 長尾香織 DV24時間ホットライン 1-888-888-7702
すくすく会、北沢芽久アートセラピスト
NY日本人教育審議会文化交流センター教育相談室
CJCAT、小林利子先生
壮年会
HEIAN
BCネットワーク
鍼灸師・漢方医 角谷智子先生
渋谷欣一麻酔専門医
ブロック和田一恵セラピスト
リトミック講師 井上昌子先生、太極拳 高橋悦子先生、書道 大坪フサ子先生、
ヨガクラス 佐藤和子先生、JAA コーラス部&Music Director 伊藤玲阿奈先生、NY将棋会
2008年


小林利子先生と折り紙を楽しむ

第2回シニア・ウィーク開催
1000人集まり盛大に


 今回で2回目となる「シニア・ウイーク」を9月12日から21日までJAAホールで開催しました。昨年の日系人会創立100周年を記念して開催されたのが始まりで、今年はJAA高齢者問題協議会と邦人医療支援ネットワーク「ジャムズネット」(JAMSNET)の共催、在ニューヨーク総領事館後援、NYシニア会、市民協会NY市部、伊藤園ノースアメリカの協賛で開催致しました。
 「シニア・ウイーク」は総領事館、「ジャムズネット」そして各専門家のご協力を得て、50以上の多岐に渡る講義やワークショップ、個人相談を行い1000人を越す日本人、日系人の参加者があり、反応は肯定的かつ好意的なものでした。
 9月5日付け「よみタイム」と6日付け「週刊NY生活」で第2回シニア・ウイークの広告記事が掲載されました。
 大きなイベントとなった9月15日の敬老の日を祝してのJAA敬老会には、120人の参加者があり、NY総領事館の櫻井本篤大使からのお祝いのお言葉をいただきました。この日のメニューには、2日前からボランティアがこころをこめ、健康と幸せを祈って作りましたお祝いの「赤飯」の膳でした。
 木村啓子先生の「寿命と長寿の話」そして安達正純先生「心と健康 老人とアルツハイマー病について」のお話の後、「メロディポケット」の枡田純二氏と悦子氏による懐かしい音楽紙芝居の歌が披露されました。
 この「敬老会」の模様は9月16日の朝のフジサンケイテレビで放映され、それにより、シニア・ウイークの参加者も増加しました。


日本の介護の現状を話す幕内英明氏

ミリキタニ氏(左)と吉田医務官
50以上のワークショップ
高齢者の健康などを焦点に


 また、今回の「シニア・ウイーク」には広範囲に日米の高齢者政策や健康に関する専門家を迎えてセミナーやワークショップを行ないました。
 日本から板橋区健康生きがい部介護保険課から幕内英明氏を招き、「日本の介護の現状と介護保険について」の講演や日本に帰国予定されている方への個別相談をして頂きました。そして、NY市エイジング課からMs. Diane Roseが「NY市の高齢者へのベネフィットとサービスについて」の具体的な説明を行ないました。 
 「日米の移民法相談、税法相談」「年金日米協定について」や「メディケア08について」など多方面に渡り行なわれると、同時にフラダンス、折り紙、習字、コーラス合唱、ヨガやマッサージなどの体験ワークショップも開催されました。
 医療に関しては、アメリカン癌協会の協力で、大腸がん、肝癌、肝炎のワークッショプとスクリーニング、嚥下体操や歯科相談室や、東京海上記念診療所(桑間雄一郎院長)の「ピンピンした生活を続けるための小枝集」などがありました。
 その他、イザベラ高齢者施設見学、高齢者協議会によるNY近郊の高齢者施設やサービスの調査報告、岡田圭牧師によるス「最後までよく生きる(在宅ホスピスの現場から)」、「ミリキタニの猫」上映(ツトム・ミリキタニ氏(88歳)の訪問と思い出の唱歌)や「私の戦争」などのお話、「あなたは老後を何処で過ごすか」の座談会等がありました。
参考資料
木村啓子先生の「寿命と長寿の話」
NY市の高齢者へのベネフィットとサービスについて」
高齢者協議会による「NY近郊の高齢者施設とサービスの調査報告2008」

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