このウェブサイトでは、特にニューヨークエリア(ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州、ペンシルバニア州)で高齢期を迎えようと考えていらっしゃる日本人の皆様に向けて作成しています。アメリカで一般的に通用する高齢者福祉情報を載せていますが、州ごとに法律が異なり、また、高齢者福祉に関わる担当行政機関がさまざまであるため、ご紹介している情報は、あくまでも基本的なことに留めております。詳しくはそれぞれの専門家へお問い合わせください。
目次
ニューヨークで老後を迎える方へ
年金について
引退後の生活を支える大事な収入源「年金」。働いていた時に納めた「ソーシャルセキュリティータックス」「国民年金」「厚生年金」は、申請しなければ受け取れません。
健康的に過ごす
健康は生活の一番の基本。特に高齢期を迎えると、慢性疾患や大きな病気にかかりやすくなるため、日常からの健康管理が大切です。普段から健康管理に気を配りましょう。
医療と保険
アメリカの医療費は高額な上、基本的には全額自己負担で、医療保険に加入していなければ破産する程。65歳以上からはメディケアが利用できます。
法律について
アメリカで「法律」は、とても身近なもの。家の売買、遺産相続など弁護士や税理士など専門家の手を借りないと、かえって多額のお金を費やすことになりかねません。
高齢者の住居
65歳を過ぎると、新しくアパートを借りたり、家を購入するのが難しくなってきます。40〜50代のうちから、住居に関する情報を集め、安心して老後を過ごせる準備を。
在宅/介護者支援
寿命が伸びたことから、介護が必要となる高齢者が増えています。一人で悩まずに、必要な部分は介護士や看護師などの専門家に任せ、無理のないお世話を心がけましょう。
交通機関の割引
アメリカの公共交通機関には、65歳以上の高齢者や障がい者を対象に、割引料金を設けているところが多くあります。賢く利用して、積極的に出かけましょう。
日本の高齢者社会保障
日本の高齢者社会保障は、日本国内居住の日本国民だけでなく、外国人登録をした日本国内居住の外国人両者が対象。保険料を支払えば、日本国民と同様のサービスを利用出来ます。
その他
高齢者が抱える問題は様々。病気への不安、コミュニケーションの減少などが、孤独感を強め生活の質を低下させてしまいます。安心して過ごすためのヒントをご案内します。